パフォーマンスが遅いと感じた際はキャッシュが有効かご確認を(プール作成時にも)

VPSAは標準でキャッシュSSDを備えており、HDDプールでもキャッシュを有効にすることでパフォーマンスを向上することが可能です。(オールフラッシュのRAIDグループではキャッシュがなくても十分なパフォーマンスがあるためキャッシュは使用しません)

プロビジョニングポータルでのVPSA作成時にはVPSA作成と同時にRAID1グループを作成するオプションが用意され、それを使った場合にはキャッシュも自動的に有効になりますが、手動でRAIDグループを作成した場合はキャッシュも手動で有効にする必要があります。

プールのキャッシュ設定を確認するには、VPSAの管理画面を開き、左ペインのプールをクリックするとプールの一覧が表示され、Cached列に状態が表示されます。

キャッシュを有効にしたいプールを選択、またはプールを作成すると上のメニューにキャッシュの状態を示すボタンが表示されますのでクリックします。このボタンはプールの現在のキャッシュ状態に応じて切り替わります。右下ペインのプロパティタブでもキャッシュの状態が確認できます。